奥さんと付き合い始めて、初めて韓国に来て驚いたことの一つに「教会がめちゃくちゃ多い」というのもあります。
日本では人口の約1%がキリスト教の信者だそうですが韓国では30%程がキリスト教徒なのだとか。韓国では仏教の信者の数より多いようです(仏教徒は約20%)。
歴史や文化的には日本と同じように儒教や仏教の影響が強いという印象があったので、こんなにキリスト教が浸透しているとは思いませんでした。
そういえば確かに、韓国のドラマでは教会のシーンや聖書の言葉を引用するセリフがよくあるような。。。
韓国では欧米諸国と同じようにクリスマス(12月25日)は祝日なんです。
韓国ではブッダの誕生日とされている旧暦4月8日も祝日です。(これは旧暦で祝うので毎年日付が違います。今年2021年は5月19日、来年2022年は5月8日です。)
どれだけ教会が多いかというと、この前奥さんと一緒に家の近所を小一時間散歩したのですが、片道30分の道中に4つもありました。お寺は一軒も見なかったです。
韓国の教会は十字架や教会名がネオンサインになっているので夜は特に目立ちます。
日本ではカトリック教会とプロテスタント教会を一緒にしてキリスト教と見なしますが、韓国ではキリスト教(基督教 기독교 キドッキョ)というとプロテスタント系を指すことが多く、カトリック系の方は天主教(천주교 チョンジュギョ)と呼んで分けて考えるようです。
「教会」というとプロテスタント系の教会(교회 キョフェ)のことで、カトリック系の教会は聖堂(성당 ソンダン)と言うそうです。
宗教事情は日本とはかなり違うなと感じます。
宗教に関しては世界的に見て日本が特に独特なんだという意見も聞いたことがありますが、どうなんでしょう。。。
こういう違いも面白いなぁと思います。
韓国のキリスト教についての記事がWikipediaにありました。さらに知りたい方は↓
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