韓国の定番スイーツ「クァべギ」(꽈배기)の魅力とは?日本のドーナツとの違いも紹介!

クァペギ
韓国おやつの定番の一つ クァペギ

韓国の定番おやつ「クァべギ(꽈배기)」をご存じですか?

クァべギは、ねじって揚げたドーナツです。でも、ただの揚げパン?と侮ることなかれ!

韓国ではクァべギ専門のお店も多く、子どもからお年寄りまでみんなが大好きな国民的スイーツなのです。市場の屋台からおしゃれなカフェまで、いろんな場所で味わえます。

クァペギの作り方

クァべギは米粉、もち米粉や小麦粉、そして酒や酵母などの膨張剤と砂糖で作られます。

生地をこねて細く長く伸ばしてから寝かし、それを2本に編んで油でカラッと揚げます。そして砂糖をまぶして完成!とってもシンプルですが、だからこそ飽きずに時々無性に食べたくなるんです。

そしてお供にはコーヒーや牛乳が相性抜群!ミルクが入ったコーヒーなら完璧!!「(ボクの個人的な好みです)

“進化系クァべギ”も人気上昇中

最近の韓国スイーツは見た目もかわいく、SNS映えするものが多いです。クァべギもその例外ではなく、ここ数年で“進化系”がどんどん登場しています。

ホイップクリームやチョコソースをトッピングしたもの、カラフルなフルーツやナッツをのせたスイーツ風クァべギ、さらにはアイスと組み合わせたデザートクァべギなんてものも!

従来の素朴なクァべギとはまた違った魅力で、若い世代を中心に大人気になっています。カフェ風のクァべギ専門店では、見た目にも楽しく味もバッチリなクァべギが楽しめますよ♪

日本の「ツイストドーナツ」との違い

日本にも「ツイストドーナツ」「ねじりパン」と呼ばれるよく似た揚げパンがありますよね。日本に住んでいた時はコンビニでよく買って食べていました。こちらもたまに無性に食べたくなっていました。

ちなみに「꽈배기」(クゥアべギ)とは韓国語で「ねじったもの、ひねったもの」を意味しています。意味的には日本と同じネーミングです。でも、食べ比べてみると意外と違いがあるんです。

山崎パンのツイストドーナツ山崎パン公式サイトより

● 食感の違い

ツイストドーナツ:フワフワのやわらか食感が魅力。

クァべギ:クァべギはモチモチ感が売り。表面はカリっと揚げた感を少し残しています。

生地の素材や揚げ方が違うからなのか、食べごたえのあるモチモチ感が日本のツイストドーナツとはまったく別物。

● 砂糖の違い

・ツイストドーナツ:シュガーパウダーのような細粒の砂糖やグラニュー糖を使っている物が多いです。その砂糖がパンのフワフワ感にあっています。

・クァべギ:ザラザラ感の残った普通の砂糖を使います。そのザラザラ感がパン表面に残るカリッと感とベストマッチ!

ツイストドーナツの砂糖は口ですぐに溶けて口の中に広がる感じ、クァべギの砂糖はしっかり触感の主張があります。

クァべギ、見つけたらぜひ!

韓国の街角や市場の屋台、昔ながらの専門店はもちろん、最近ではカフェ風のおしゃれなお店でも楽しめるクァべギ

街角の昔ながらのクァべギ店
ショッピングモール内の進化系クァべギ店

ソウルの人気市場「広蔵市場 광장시장(クァンジャンシジャン)」の入り口付近にある人気のクァベギ店。市場外の歩道まで行列ができていました。

見かけたら、ぜひ一度食べてみてください。ただし、揚げパンなので食べすぎにはご注意を…!

✍️まとめ

クァべギは、見た目はシンプルながら、食感・味・楽しみ方に奥行きのある韓国おやつ。日本のツイストドーナツとは似て非なる魅力を持ったスイーツです。素朴だけど新しい。そんなクァべギ、ぜひ一度味わってみてください♪

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