韓国でもガチャガチャ!? 意外とあちこちで人気です
韓国に住んでいてふと気づいたのが、ガチャガチャ(カプセルトイ)の多さです。最初は「日本だけの文化かと思ってたのに」とびっくり。実はここ韓国でも、ガチャガチャはじわじわと人気を広げていて、今やあちこちで見かけるようになりました。
뽑기(ポッキ)って?韓国の呼び方とクレーンゲーム事情
日本では「ガチャガチャ」「ガチャポン」「ガシャポン」等と呼ばれていますが、韓国では뽑기(ポッキ)という言葉がよく使われています。「選んで引き抜く」というような意味で、カプセルトイに限らず、クレーンゲームなども含む広い意味で使われます。
ちなみに、UFOキャッチャーのことは인형뽑기(イニョンポッキ)と呼ばれていて、直訳すると「人形引き(くじ)」のような意味になります。なんだか表現がリアルですね(笑)。
正式名称は日本と同じくカプセルトイ(캡슐토이/ケプセルトイ)ですが、一般の人たちにはあまり知られていないようです。うちの韓国人の奥さんも「カプセルトイって何?」という反応でした。僕もこの記事を書くまでは知りませんでした…。
ちなみに「ガチャ」はタカラトミーの商標、「ガシャポン」はBANDAIの商標のようです。
設置場所も多彩!街中でふと目に入るガチャたち
韓国では、ガチャガチャは書店やコンビニ、地下鉄の駅、ショッピングモールなど、さまざまな場所に設置されています。
最近ではカフェの一角や文房具店の店先にもあったりして、ちょっとしたスペースがあれば置けるのが魅力のようです。
特にソウルや釜山などの都市部では、ガチャガチャ専門のポップアップストアや常設店舗も登場しています。数十台から100台以上が並ぶような場所もあり、まるで日本の大型ガチャ施設のようです。
韓国でも人気!キャラものからオリジナルネタ系まで
実際にガチャコーナーをのぞいてみると、日本と同じようにアニメや映画のキャラクターグッズがズラリと並んでいます。韓国では日本のアニメや漫画がかなり浸透していて、「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」などはもちろん。最近は「鬼滅の刃」「チェンソーマン」や「スパイファミリー」のガチャも見かけます。
意外だったのが、永井豪のマジンガーZやデビルマンといった昔のキャラクターも普通に並んでいたこと。韓国にもコアなファンがいるんですね。
さらに、ネタ系のアイテムなどもあります。カップ麺のミニチュアとか、韓国の屋台グルメを模したキーホルダーなんかは、ちょっとしたお土産にも良さそうです。
SNSでも話題!映えスポットとしても人気上昇中
韓国の若者の間では、ガチャガチャの開封動画や、当たったアイテムをSNSに投稿するのがちょっとしたブームになっています。
InstagramやTikTokで「#뽑기」や「#캡슐토이」と検索すると、たくさんの投稿がヒットします。
中には、全部コンプリートするまで回し続ける猛者や、「運試し」感覚で1回だけやってみたら超レアが当たった!という報告もあって、見ているだけでも面白いです。
日本製のガチャが大活躍!
最近訪れたデパートのガチャガチャコーナーでは、なんと全部が日本のトミカやプラレールで有名な「タカラトミー」製でした。他では「BANDAI」製もよく見かけます。
やっぱり日本製のクオリティやネタの豊富さは強いですね。
韓国でも「これは日本のだ」と分かる人が多くて、むしろ信頼されている印象です。



韓国旅行中に見かけたら、ぜひ1回まわしてみて!
韓国に遊びに来たら、ぜひガチャガチャもチェックしてみてください。設置場所も多くて、思わぬところで「こんなのもあるの!?」という発見があるかもしれません。
おみやげ代わりにも◎。韓国限定アイテムや、日本にはないちょっと変わった商品を手に入れるチャンスかも?
✨ちょっとしたまとめ
- ガチャガチャは韓国でも人気上昇中
- 一般には「뽑기(ポッキ)」と呼ばれる
- 書店・地下鉄・カフェなど多くの場所に設置
- 日本アニメのキャラ商品からネタ系まで幅広い
- SNS映えするアイテムも人気!
韓国のタカラトミーのカプセルトイ(韓国語)
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